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2021-03-11

東日本大震災の発生から10年を迎えるにあたっての知事メッセージ

2011年3月11日、東北地方を中心に多くの死傷者や行方不明者が発生するなど甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から、早くも10年が経とうとしています。

改めて、この未曽有の大災害により犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。

来たる3月11日には、地震が発生した午後2時46分に合わせて各地でサイレンが吹鳴される予定です。県民の皆様におかれましても、それぞれの場所で黙とうを捧げていただきますようお願いいたします。

被災地では懸命な復興の取組が続けられておりますが、今なお約4万1千人の方々が、全国各地で避難生活を余儀なくされています。

また、先月には、福島県沖でこの地震の余震とみられる地震が発生し、福島、宮城両県で最大震度6強を観測しました。震災から10年が経過してもなお収束が見えない巨大地震の影響の大きさを痛感したところです。

私たちはこのような状況に思いをはせ、一日も早い復興をお祈りするとともに、被災地に寄り添いながら支援を継続していく必要があります。

本県では、口蹄疫、高病原性鳥インフルエンザ、新燃岳噴火などの災害において、東日本を含む全国から温かい御支援をいただきました。その感謝の気持ちを届けるため、「みやざき感謝プロジェクト」として、復興の進捗とともに変化する被災地・被災者の状況やニーズに合わせて支援を行なってまいりました。

この10年間で、延べ509名の県職員と454名の市町村職員を復興支援業務で被災地へ派遣したのをはじめ、被災地の小中学校への県産スギ材で製作した机・椅子セットの寄贈、本県高校生が生産した花の配布等を通じた被災地との交流、被災地を応援する物産フェアの開催、さらには本県に避難されている方々のコミュニティづくりや心のケアなど、県内の民間団体や県民の皆様とともに、被災地の再生・復興のための取組を進めてまいりました。

10年の節目をもって、「みやざき感謝プロジェクト」としての展開は一区切りとしますが、支援そのものが終わるわけではありません。県職員の派遣を継続するとともに、今後とも、関係団体等の皆様と連携し、復興に向けた支援を息長く継続してまいりたいと考えております。

今年度は、7月からの「国文祭・芸文祭みやざき2020」に先駆け、被災地の復興を願い、復興のシンボルである「不死鳥(フェニックス)」のウォールアートを制作しました。現在、「アミュプラザみやざき」うみ館の屋上に掲示しております。このウォールアートを、カツオの水揚げで強い結びつきのある宮城県気仙沼市で掲示することとし、4月17日には現地でお披露目の式典が行われ、私も出席する予定です。10月中旬まで掲示し、復興を願う本県の思いを届けることとしています。

さて、昨年の7月豪雨では、九州や中部地方など日本各地で集中豪雨が発生し、特に熊本県では、球磨川水系が氾濫・決壊して大きな被害が生じております。また、昨年初めより、新型コロナウィルスの感染が世界規模で拡大し、感染症という危機事象にも、より的確に対応していく必要があります。

本県におきましても、南海トラフ地震をはじめとする地震や津波、霧島山の火山活動、毎年のように発生する台風などに対する警戒は当然のことながら、日常における感染防止対策の徹底や、さらには感染症流行時の自然災害の発生、いわゆる「複合災害」への対応など、「常在危機」の意識の下、日頃からの備えをしっかりと進めてまいります。

県民の皆様におかれましては、いざ災害が発生した場合に備え、水や食料品の備蓄、住宅の耐震化や家具などの固定、避難場所の確認や災害時の家族の連絡方法を決めるなど防災対策に取り組んでいただくようお願いいたします。また、御近所をはじめ、地域の消防団や防災士、自主防災組織等と、日頃から防災訓練などを通じて顔の見える関係を構築していただくなど、地域でお互いを助け合う取組も進めていただきますようお願いいたします。

自助・共助・公助のバランスの取れた、あらゆる危機事象にしなやかに対応できる宮崎県を共に築いてまいりましょう。

今後とも、東日本大震災の被災地・被災者への支援の継続と、本県で想定される様々な危機事象への備えにつきまして、御理解と御協力をお願いいたします。

令和3年3月10日

宮崎県知事 河野俊嗣

黙とうの実施について

大震災により犠牲となられた方々への哀悼の意を表するため、県民の皆様にも、3月11日の午後2時46分(地震発生時刻)から1分間、黙とうを捧げていただきますようお願いいたします。

なお、同時刻に合わせて、各地域でサイレンが吹鳴される予定です。

「みやざき感謝プロジェクト」これまでの主な取組

 

お問い合わせ

総務部危機管理局危機管理課危機管理担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

電話:0985-26-7618

ファクス:0985-26-7304

メールアドレス:kiki-kikikanri@pref.miyazaki.lg.jp

宮崎県公式サイトhttps://www.pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri/kurashi/bosai/20210302131536.html

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