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2020-02-27

フットパス研修会開催


フットパス研修会が2月25日から2日間、本城ふれあいセンターで開かれた。主催はNPO法人サード・プレイス(代表理事・河野良人)。同法人が同センターで昨年8月から週2回、ふれあいの居場所として昼食会を開いている。この関係者や参加者34人がフットパス研修会に参加した。全国で開かれているフットパス大会を見ると、縁側カフェを地元の人たちが運営しているし、ガイドも地元の高齢者が担当している。今回、熊本県美里町から招へいした井澤るり子さんは、この仕組みをつくった人である。

研修の一日目は、ふれあいの居場所に参加している高齢者を対象に講義とグループワークを開いた。二日目は下平地区を歩き、将来、フットパスコースを設定した場合のコースの見せ方やガイドの仕方を学んだ。

井澤るり子さんは日本フットパス協会役員、総務省地域アドバイザー等の肩書あり、国内外で日本フットパスの顔として活躍している。フットパスはウオーキングと似ているが「持続可能な社会づくりのツール」となっている。フットパスをつくる過程で、まちづくり資源の発見やファン獲得につながり、そのファンは地元に定住する可能性が高く共同体の再生にもなる。このことを実現しているのが美里町のフットパスである。

今回研修に参加した人の平均年齢は77歳、80代が10人の参加。このメンバーでグループワークを実施する目的は、本城地区の魅力を見つけること。楽しい人・元気な人、美しい風景のある場所など、皆さんが日常暮らしている中で感じていることを、井澤さんの軽快なトークで引き出していた。

夜の懇親会では井澤さんを囲んでNPO法人サード・プレイスの役員・会員、本城地区自治会長、本城地区再生活性化推進協議会役員が、今後の進め方を話し合った。井澤さんのアドバイスは次のとおり「一部の人でコースをつくったり、運営したりしないこと。本城地区に住んでいる皆さんが主役になること。時間をかけて取り組むこと」


二日目は9時半に本城ふれあいセンター集合。本城地区多目的広場まで300㍍を歩き、そこから山手に入っていく

ゆるい登り坂をおしゃべりしながら歩く。この日だけポカポカ陽気だった。このような歩き方を「ランブリング」と言っている。フットパスはランブリングである。

ふれあいの居場所に毎回参加している山崎静子さん(87歳)。週2回の昼食会では毎回、厨房に立ちリーダー的存在。ランブリングでも足取りはしっかりしていた。「この柿木は二十歳の時、植えたっちゃが」と説明。井澤さん曰く「こんな説明を聴くと柿が実ったとき、また来たくなるでしょ。だから地元の人がガイドすると、心に残るんです」



フットパスとはイギリスが発祥、地域に昔からあるありのままの風景(町並みや森林、農村風景)を楽しみながら歩くことができる小道のこと。近年は日本国中で取組む地域が増え、観光、農村の振興、健康などにつながる地域活動として注目されている。



国道を横切り本城中学校跡地にたどり着いた。

静かなブームだとか。マンホールタッチ。

本城神社へ向かう小道。地元の人しか知らない道。


井澤さん「ちちこぶ発見!」イチョウの枝からは多数のこぶが下がっており、人のお乳のように見えることから、人々は昔から親しみをこめて「ちちこぶさん」と呼んでいるとか。乳の出が少ない女性が、イチョウに乳の出が良くなるように祈ったところ、願いが叶ったという言い伝えがある、という説明。

【データ】ランブリング 距離:2.21キロ 時間:1時間29分 高低差:42㍍

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